Amazonの本の買取サービスを使ってみて、他の買取サービスと比較した。読書が捗るな。

公開日: 0:55 おもしろ お役立ち やってみた 社会


・Amazonの本の買取サービスを使って、他のサービスと比較してみた表


Amazonが本の買い取りを始めたってニュースを見ていたが、気にせずにいたけれど、実際に使ってみたらめちゃくちゃ便利だった。


その報告とAmazon古本買い取りと他の本の買取サービスをくらべてみたという記事です。


比較したのは下記4つ。

最近始まった「Amazonの本の買取サービス」

Amazonの場を使って個人でも物を売れるという「Amazonマーケットプレイス」

「ブックオフの店頭買取」

「ブックオフの郵送買取」




Amazonの
買い取り
マーケット
プレイス
ブックオフ
店頭
ブックオフ
郵送
値段
買い取り種類
手軽さ
手続きが終わるまでの時間


大雑把な感じをまとめたら、こんな感じの表じゃないでしょうか。


以下、この文章は次のように進んでいきます。
  • 各サービスのメリット・デメリット
  • ざっくりとした使うべきタイミング
  • 実際にAmazon買取サービスを使ってみた時のレポート

という感じです。それではどうぞ~。





Amazonの本の買い取りメリット

  1. 事前に買取価格がわかる
  2. 手続きが迅速、簡単
  3. 家ですべてが完結する

Amazonの本の買い取りデメリット

  1. 値段はAmazon次第
  2. 買い取りしてもらえる本の種類が少なめ


Amazonの古本買い取りの一番の長所はなんといっても事前に値段がわかるということ。


今までは、売る気になって→査定→判断→売却という手順だったけれど、値段を見てから売るかどうかを判断できるから非常に手軽だし、ガッカリすることが少ない。


ただし、現状買取品目が少ないし、一品一品を自分で登録する必要があるのでとりあえず今ある本をガサッと処分したい!という時には使いづらい。


3円て

また、古本屋だと200円で買ってもらえるワンピースが、Amazonでは3円とかがありうる。


特徴としては、本を買う前からその本がいくらで売れるのか。って言うのがわかるので、もし買った本が合わなくても気軽に買えるようになる。っていうのが一番大きな効果でないかと思います。



Amazonマーケットプレイス メリット

  1. 値付けが自分の思うとおりにできる
  2. 比較的高値で売ることができる
  3. 家で全てが完結する

Amazonマーケットプレイス デメリット

  1. 売れるかどうかはわからない
  2. 売れた後の処理に少し手間がかかる


マーケットプレイスは、Amazonの場を使って自分で出品するサービスなので自分の思うように値付けが出来て、比較的他よりも高く売れやすい。





しかし、売れるかどうかは確実ではないため、いつまでも売れない可能性はある。そして、売れた場合は早めの発送などが求められ、わりと手間がかかる。



Amazonの倉庫に送っておいて注文が来たらAmazonさんが発送してくれる。ってサービスもあるけれど、売れなければ保管料などが発生したりして、ちょっと本を売ろうかなー。って人ではなく、ガッツリ売るものがある人向けだろう。


ブックオフ 店頭 メリット

  1. どんな本でも買い取ってもらえる
  2. 数十分ですべてが完了する
  3. インターネットで手続きをする必要がない

ブックオフ 店頭 デメリット

  1. 事前にいくらになるかわからない
  2. 持っていくのが大変


本を売るならブックオフ~♪中古本の処分でメジャーな方法といえばブックオフ。


なんといっても、持っていけば値がつかないものでも処分してくれてすべてその場で手続きが終わるというのが魅力。その場で現金!スパッと終わるのがいい。


だが、反面、ある程度の売値を期待していたら、こんなに低いの!?って思うことも多い。


事前に値段がわからないため起こる悲劇だが、店頭まで持っていった場合、持って買えるのがおっくうでそのまま売却してしまう。という事が発生しやすいのがデメリットだ。



ブックオフ 郵送・自宅買い取り メリット

  1. どんな本でも買い取ってもらえる
  2. 手続きは簡単
  3. 家ですべてが完結する


ブックオフ 郵送・自宅買い取り デメリット

  1. まとまった量がないと申し込めない
  2. 事前の値段がわからない
  3. 時間がかかる可能性が高い(査定まで一週間、その後振込)

ブックオフでも郵送や自宅買い取りを行っている。


このサービスは一括でドーンと本を処分したい人には便利。逆に一定量が無いと申し込みができないので少量をこまめに売る。というのには向いていない。


また、やはり事前に価格がわからないので、意外と低い…、でも送り返してもらうのもな…。って事が起こりやすい感じになっています。






雑なまとめ

Amazon側のサービスのほうが売値が高くなりやすいが、大量の処分には向いていない。

Amazonの本の買い取りは、本を買うときの保険や処分の目安、マーケットプレイスはしっかり売りたい人が使うサービスだろう。

ブックオフは大量に本を処分する際には非常に便利。しかし値段にはあまり期待しないほうがいいかもしれない。

しかし、回転の早い人気コミックなどはブックオフなどのほうが高価な場合もあるので使いようかな。という感じ。



どのサービスも一長一短で、適切に使うタイミングがあるように思えた。ニュースで書いてあったような「Amazonが古本屋を駆逐する!!!」みたいな状態にはしばらくならないと思う。





・Amazonの古本買い取りを実際に使ってみたレポ~~ト!!


インターネッツで誰かが薦めていた本を買ったのだけれど、全然合わなかった。

サラーッと一通り読んだ後、ほぼ新品の本を手元において「これ、どないしたらエエんや…」となってしまった。

マーケットプレイスで売ろうかなと思ってAmazonを開いた。


定価2,052円、キンドル版1,368円、中古1,700円。矢印が中古の価格。



amazonでは個人でも古本などを売れる。マーケットプレイスというシステムで売る人として登録したら持ってる本をAmazonで売れるようになるのだ。


そのマーケットプレイスで売った場合の値段が1,700円。そしてそこからAmazonの利用料で415円が差っ引かれて手元に残るのが1,285円ということになる。


ふむ、まぁいいか。これで売ろう。と思った時にふと気がついた。



なんか今まで無かった項目が出てきてる!!!





・Amazonが本の買い取りを始めたそうな



アマゾン、本の買い取りサービス開始 1冊から無料集荷
http://www.asahi.com/articles/ASH6363F9H63UCVL01V.html

この本を売ろうとしたその前日にAmazonが本の買い取りを初めていたらしい。



買取価格は753円。



マーケットプレイスと比べると値段は約6割くらい。まぁ、物は試しにとやってみた。



・買い取りの気遣いがマジおもてなし





これは違う商品だけど状態で値段が変わる。




買い取りを申し込み、商品の状態と回収先住所を入力する。


先ほど表示されていた値段はMAXでその値段、ということで全部が全部その値段でイケるというわけではないらしい。まぁ、そうだろう。


状態の説明を凄く大雑把にいうと以下の様な感じ。書き込みあっても買いとってくれるとは、予想よりも寛大な印象。


非常に良い → ほぼ新品
良い      → 中古(軽度の日焼けや傷があってもOK)
可       → 図書館とかにある古い本レベル
          (キズあり、多少の書き込みもあったりする)


もちろん、Amazonの買い取り基準と自分の印象が違うこともあるだろう。自分が新品だと思っててもそれ以下の査定をされる可能性もある。


予想より値段低かったら返送するか選べるシステム





その場合は返送してもらうか、安い値付でも買い取ってもらうのかを事前に決められる。返送料は無料。やさしい。


あとは、買い取った代金を振り込む銀行を指定すればおしまい。


二回目からはアマゾンポイントで支払われるそうだが一回目は銀行限定らしい。本人確認のためだろう。



・商品の回収がマジスムーズ


あとは回収日時まで佐川さんの到着を待つ。


買取申込書。署名をひらがなでしろと書いてあるのですごくアホっぽい。












それまでの準備は買取申込書というやつをプリントアウトして平仮名で署名するのと身分証明書をコピーしておく。





これでいいのか不安になるな。


それらを封筒とかなんかに入れれば準備完了。宛名すら書く必要がなくてすごい。


この後は、佐川さんが伝票を持ってきてくれてそれを貼り付けて渡せばおしまい。


俺の場合、佐川さんが来て、伝票とかあるんですよね?って聞いたら「ちょっと忘れちゃったんで、後から控えだけ持ってきますね?」って言われた。


パソコンでの入力作業さえ終えれば、現実での作業は自分の名前を平仮名で署名すればほぼおしまい。手軽さがすごいぞ手軽さが。






・自分には合ってそう、Amazon買い取り


電子書籍がかなり浸透してきていても、業務など本で買いたい場合もある。


その際、キンドル版の方が安くて、ぐぬぬ…。となったりしていたが、売却が手軽になれば本が手元にあるからこその売却で価格差はあまり問題にならなくなる。



実際、今回はキンドル版が1,368円、定価2,052円だけれども売却を差っ引くと本を買った分は1,299円で価格は逆転する。



売らなかった場合は価格差は所有代金、売っちゃった場合は情報料、体験料と考えるとキンドル版との価格差は個人的に納得できる。

まぁ、電子書籍との比較でなくとも売れるという前提があれば、とりあえず買うためのハードルが低くなる。

読んでみて良かったものは置いておきたい、合わなければパパッと処分しちゃいたい、そういう自分には非常にありがたいサービスだなぁ、という印象を抱きました。





  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A