完璧な半熟煮玉子の作り方

公開日: 22:31 おもしろ お役立ち やってみた

・味付玉子にしたら半熟卵の具合が変わる。





作る簡単さに比べて出てきた時のうれしさがハンパじゃない食べ物半熟煮玉子。


半熟卵を作った後、だし醤油的なものに付けて味付け半熟卵にするんだけど、味付けにしたら、黄身の具合が変わる。


半熟煮玉子って言うけど、煮てないよね。

浸透圧で水分が減るのか、黄身がねっとりとした感じになる。その変わり具合も把握したいなと思って時間ごとにやって調べてみた。

レシピは適当。味がついてたらもうほぼ間違いなく美味いから適当で大丈夫。めんつゆに漬けておくだけでOK。




これが味付け液に浸す前。

これが味付け液に浸って美味しくなった後。5分の黄身の変わり具合が顕著。


調べてみると、どれも黄身がねっとりと変化していて食べると美味い。でも、想像以上に劇的な変化は無いので、やはり茹で時間が一番大事。


ということで、私は7分茹での半熟煮玉子が良いと思ったので今後はそうします。ブレない半熟煮玉子の作り方が確立できて嬉しいです。


半熟卵が安定して作れるようになる関連記事 : 完璧な半熟卵の作り方。






人に好かれるには自分を好きにならなきゃ。とかいう極悪の大嘘

公開日: 1:29 考えたこと 社会

・善意で使われる危険な嘘



学生時代、モテたいモテたいと言っていたら「人に好かれたいと思うなら、まずは自分を好きにならなくっちゃ!」というようなことを何度も何度も言われた。

誰が言い出したか知らないけれど、どこかで聞いたことがある言葉で、受け売りの言葉じゃなくて自分の言葉で話せよ。と思うんだけど、これ、この一般的に言われるようなこの言葉が嘘。

しかも状況を悪化させる嘘。

一見もっともらしいのがこの話の怖ろしい所で、自信を持ってる人っていうのは魅力的で人に好かれやすい。この部分は本当。

でもこっからが真逆で、自分を好きになろうとしたら、まず誰かに好きになってもらわなきゃならない。そもそも好きでないものを根拠なく好きになんてなれやしない。

あと、根拠なく自分好きな人なんて他の人は好きにならねぇよ。

人は人に認められて、好かれて自分を好きになる。そしてそれが自信となり、自信を持っていると更に好かれて、自信に…

というサイクルで回っていくのに、ミスリードして自分好きから始めさせようとしているのでよくわからないドツボにハマる。

好かれたいのに好かれない状態で自分を好きになれって、嫌いなもの見つめ続けさせるようなもので嫌いっぷりに磨きがかかるだけだろう。

これ、おそらく正解は「人に好かれたいなら人を好きになれ」だと思う。



・好かれるには好きになるのが一番手っ取り早い



人って、好意を寄せられたら好意で返す生き物で(下心とか何らかの危険とかが無いかぎり)、好かれようと思ったら好きになるのが一番手っ取り早い。

特定の意中の人と恋仲になる。っていうのはムズカシイかもしれないけれど、クラスメイトでも職場の同僚でもフリーメーソンの同士でもなんでもいい、触れ合う人に好意をもって接していたら好意で返ってくる。

周りの人に好意的に思われてる、好かれてる自分ならば多少は好きになれるのではないだろうか。

別に人じゃなくてもいい。スタートは何かを好きになる事。

何かを好きな人、熱中している人というのは魅力的に見えるし、同じものを好きな人には好感を持つ。また、自身もも好きなモノに没頭できている、近づけている、上達している、という物事に対する自己を好きになる機会が多い。

結局何かを、自分を好きになる、計るものさしというのは外にあって、人と違う信念を持っている人も世間のものさしを使って、「違う」という方向に向かっている。

人はやっぱり人と接することで何かを、自分を理解していくんだから、いきなり「自分を好きにならなきゃ」という内面に向いた言葉は見当外れだと思う。

と、この言葉をかけられて10年ぐらいずっとモヤモヤし続けていたので書いてみた次第です。どうだ、おっさんらしからぬ青臭い文章だろう。

と、いうことで俺、モテたいんですけどどうしたら良いですかね。



完璧な半熟卵の作り方

公開日: 2:48 おもしろ お役立ち やってみた

・半熟卵の作り方 いろいろ試してみました。



半熟卵の作り方をインターネットで検索したらみんな言ってることが違ってびっくりするので、大体のパターンをやってみました。


さぁ結論から言うよ。




冷蔵庫から取り出した卵をそのまま沸騰した鍋に投入、ずーっと強火の場合。


常温の卵を沸騰した鍋に投入して、ずーっと強火の場合。


冷蔵の卵を沸騰した鍋に投入、再沸騰したら中火にした場合。



常温の玉子を水から茹でて沸騰してからずっと強火で時間を計った場合。



冷蔵の卵を水から茹でて沸騰してからのずっと強火で時間を計った場合




結論

・冷蔵か常温かで茹で具合はほとんど変わらない。

・ヒビの入りやすさは冷蔵でも常温でも同じくらい。水から沸かすと入りにくい。


・時間管理してる場合、水からでも沸騰してからでもどっちでも一緒。


・再沸騰したら火は弱くても変わらない。っていうのは大嘘。

(半熟卵失敗の原因の大半はおそらくここ。)
強火でグラグラ沸かしたほうが早く茹だる。



こんな感じ。
レシピ通りに作ってるのに上手くいかない場合は「火力」が問題。

火加減が明記されてないレシピなら、火加減の試行錯誤が必要だろうし、電磁式のコンロ(蚊取り線香みたいな古いやつ)だとそもそも強火レシピは無理かもしれない。



個人的に卵入れて再沸騰したら火は弱めてオッケー説を信じていたので失敗の原因がわかってすっきりしました。

私はグラグラの強火で7分から8分がすき。


味付半熟玉子にした際の黄身の変化が分かる関連記事
完璧な半熟煮玉子の作り方。


以下、茹でる様子とか蛇足が続きます。お暇な人だけどうぞ~。







・インターネットの人たちむちゃくちゃ言い過ぎでは?



半熟卵をたまに作るけれど、満足に作れる事が少ない。



上手く作ろうとインターネットでレシピを検索するも、みんな言ってることが違って衝撃を受ける。



水から茹でるのか、沸騰してから入れるのか、卵は常温か、冷蔵か、ずっと沸騰させておくのか、一旦沸騰したら火を弱めるのか。ただ卵を茹でるだけなのに条件が多すぎる!


どうすれば、どうすれば…。って思ってた時に「11分茹でます」って何の条件も書いてないレシピ見つけて、それもそれでムチャクチャだな!!となった。



しょうがないから、自分でやってみることにしました。




・茹でまくる




アナと雪の女王卵。立派な女王が孵化するといいね。

とりあえず茹でるしかないので茹でます。冷蔵と常温で茹でます。アナと雪の女王のシールが貼ってある卵だけ、スーパーで冷蔵されていて、流石雪の女王。って思った。



ボッコンボッコンするくらいに沸かしておく。これが沸騰。

使うのは
17センチくらいの片手鍋。入れたお湯の量は1リットルで、グラングランに沸いてから試合開始です。諦めるまで試合終了しません。


茹でられる雪の女王たち。

卵を10個投入。調度鍋いっぱいくらいの量。




ドラゴンボール見つけた。

強火のまま茹でて、時間を計り1分ごとに卵を引き上げて目印を付けていく。



Mサイズに分類される大きさっぽい。

Lサイズに分類される大きさ。


重さを計ると結構バラバラ。茹で具合は変わるだろうか。

というわけで条件は

・冷蔵された卵
・卵がつかる位の水量
・沸騰した状態で投入、ずーっと強火
・大きさは結構バラバラ。

という感じです。



・さぁみんなで割ってみよ~



1分

申し訳程度の白身の塊。これを半熟卵といって出したら熟の意味について正座で小一時間問い詰められる。


3分

黄身の質感が全然違う。美しい。白身は殻にひっついてて、ものすごい取りにくい。





このモロッコヨーグルみたいになっていて、木のヘラじゃないと取れない。というか木のヘラじゃ全然取れない。なんなんだ、この木のヘラ。全然モロッコヨーグルに適してない。



テキストつけるのもやっつけになってきた。



全部剥くとこんな感じ。大きさにバラつきがあっても、かたまり方は時間に比例している感じ。大きさよりも時間が大事っぽいね。




・茹で時間だけが大事なんじゃなかろうか


長くなってきたから展開がスピーディーにしますが、右側が冷蔵の卵を茹でたもの。左側が常温です。



ほぼ同じです。

常温の方の10分が割れて(´;゜;ё;゜;)ブッフォwwwwみたいになってるのはアレだけど、それ以外はちょっと違いわからない。

「常温の卵を用意してください」ってレシピを良く見るけれど、なぜ常温を求めるのかわからないレベル。今後は卵の温度は気にせずに時間だけをしっかり計ろうと思う。





・半熟卵の失敗の原因は火力




この違いよ。

時間だ、時間が全てだ。タイムイズマネー!!って思って、同じ茹で時間で、途中から中火にしたら全く違う茹で具合になった。


これ、中火ですかね?沸騰はしてませんよね。

「卵の固まる温度は約70度でそれ以上にしても固まり方に変わりはない」

っていう説、あれ結構信じてたのに、アレ、大嘘。

まぁ、考えたら70℃で固まるにしても周りが100℃なのか、90℃なのかによって卵が70℃になる速度は変わるだろう。



今までレシピを見て半熟卵に失敗していたのは火力だ。

茹で時間を守っていても火力が違えばレシピとは違うものが出来上がる。「中火」なんて、結構感覚的なもので「レシピを書いた人と同じ中火」にするのはムズカシイ。


常に最強火力なら、バカっぽいけれど状態が安定したものが出来るのではないだろうか。


ということで、ワタシは

・卵は冷蔵でも常温でも可
・片手鍋に卵が浸るくらいの湯量
・常に最強火力で6分から8分のお好きな硬さ(上記画像参照)で

というレシピを提唱します!



・あとはやっつけ程度に水から茹でる半熟卵を


最後にパパっと水から茹でるバージョンを。

水から茹でると冷蔵と常温の差が出にくいから、常温レシピで冷蔵卵しかない場合などに活躍するかな、水から茹でる方法って思ってた




なのに沸騰した状態に入れても冷蔵、常温の違い出なかったから水からのメリットがあんまり無くなっちゃった。


私の思う、沸騰。あなたと同じでしたでしょうか?

むしろ、沸騰の判断が難しく、時間管理がしにくい様に思う。卵にヒビが入りにくい。ってくらいかなメリットは。







・おしまい


なんか間違ってるところがあったら教えて下さい。実験してみてくれて、結果を見せてくれたら反応しますので。


黄色すぎるポテトサラダと、タマゴサラダ。


ただし、卵だらけになるのであまりオススメはしない!!